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鯉の季節だ!先発全員安打で横浜一蹴

<広島8-2横浜>◇4月30日◇横浜

 鯉の季節の到来だ! 日曜日に4連勝。先発全員安打で横浜を一蹴した。ダグラスが投打で大車輪の働きをすれば、キャプテン前田は、4号ソロとベースランニングでナインにカツを入れた。3番手林も一発食らえば同点の2死満塁のピンチをしのいだ。この日のカープは「あ・っ・ぱ・れ」

 ゴールデンウイークに突入した。海外で休暇を楽しむための出国ラッシュも始まり、成田では過去最高の36万人が旅立った。厚生労働省の発表によれば、今年のゴールデンウイークの続けて休むことの出来る日数の平均が、5・9日と昨年より0・8日増えたそうだ。平均値だから仕方がないけど、0・8日の増加はどんな増加なのか考えたら頭がこんがらがって来た。

 その点、この日のカープは分かりやすかった。黄金週間の幕開けにふさわしかった。ダグラスが先発の仕事をこなし、今季初の先発全員安打を記録し、日曜日はこれで4連勝。いいこと尽くめで4月を乗り切った。

 リード役の石原は「制球は良くなかったけど、球は走っていた。ストレート中心に低めに投げさす事を心がけた」と、ダグラスの投球内容を振り返った。

 「ダグラスは立ち上がりこそ球が高めに行ってしまったが、彼はそれを修正してくれた。4回の2点打は打てのサイン通り。日曜日4連勝? それは知らなかった。次の日曜日にプレッシャーがかかるから知りたくなかった」。マーティーは投打のかみ合った戦いと単独5位浮上に上機嫌。

 4月を8勝14敗2分けで切り抜けたカープ。マーティーは「投げる方と守りには満足している。打線はケースバッティングが定着しつつあるが、安定度を増すにはもう少し時間がかかる」と、鯉の季節が近い事を予言した。

 2回に勝ち越しの中前打を放った守りの職人山崎の談話も忘れてはいけない。「フルスイングしようと思っていました。チェンジアップですかね。開き直った。三振だって怖くなかった」。こういう力が輪になって花が開く。フラワーフェスティバルも始まる事だし、2日からのヤクルトとの3連戦(神宮)も、勝ち越し狙いしかない。

 出遅れたディープインパクトが、3200メートルを一気に駆け抜け、マヤノトップガンの持つ記録を1秒縮めるタイムレコード3分13秒4を樹立、春の天皇賞を制した。出遅れたカープも、なんとか上位との差を縮めてもらいたい。

[2006年5月1日10時10分 紙面から]

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