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カープ残留!黒田と一問一答
男だ、黒田! FA去就が注目され、阪神への移籍が濃厚になっていた広島黒田博樹投手(31)が急転、FA権を行使せずに残留することを表明した。前日夜まで迷いに迷ったが、ファンや球団の熱烈な残留要請に応え、最終的な結論に至った。将来的なメジャー挑戦の可能性も残したが、国内球団への移籍は一生ないと宣言。これからも「カープ一筋」で投げまくる。
-いつ決断したのか
黒田「最後までいろいろなことを考えていた。決めたのは昨晩です」。
-その時の思いは
黒田「何が一番大事で、どういう野球人生を送りたいのか。カープで優勝を目指すことがモチベーションになると思った」。
-今の心境は
黒田「ホッとしています。1日の生活でほとんどFAが頭にあったから」。
-右ひじ痛は(結論に)影響したのか
黒田「それは何ともない。10月14日と16日に皆さんが大勢スタンドに集まってくれて、今思うとあれが一番大きかった、というのが正直な気持ちです」。
-他球団の評価を聞くチャンスだったが
黒田「最終的には他球団のユニホームを着て市民球場でカープのファンと選手を相手に投げる姿が想像つかなかった。育ててもらったカープ相手に目いっぱいボールを投げる自信がなかった。プロじゃないと言われるかもしれないが」。
-宣言残留の選択は
黒田「他球団の動きを報道で知って自分が大変になると思った。周りが見えなくなるのが怖かった。宣言したら広島に帰ってこれなくなるのではないかと」。
-相談やアドバイスは
黒田「一切相談しなかった。人それぞれ立場が違うので質問された側も困るだろうから。外部からの情報を極力抑えて周囲に左右されずに決めた。頭に残っているアドバイスはない」。
-メジャーの話も出た
黒田「現時点で強い気持ちはないが、野球選手である以上、つねに上を向いていたい。もし将来、そういう気持ちになったとき、環境を作ってほしいと球団に言いました。日本にも素晴らしい投手、打者がいる。彼らと対戦して日本の野球を盛りあげたい」。
-今後、国内の他球団に移る可能性は
黒田「球団にも伝えたが、他球団にFA移籍することはありません」。
-広島で強いチームを倒したい思いが強いのか
黒田「それが一番。簡単に優勝できるチームに行って、そのモチベーションがなくなったらどうしようかというのがあった」。
-FAに傾いた時期はあったのか
黒田「それは確かにあった。宣言残留を認めてくれた分、球団の歴史は変えられたが、いろいろなことを考えたらこれがベストでは、と判断した」。
-宣言せずに残留、は基本線だったのか
黒田「違います。方向性はすべてあった。昨晩も『本当にいいのか』と決めたり覆したりしていた。
[2006年11月7日12時52分 紙面から]
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