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ブラウン監督、地獄のキャンプ復活させる

 広島の地獄キャンプがよみがえる。広島は20日、監督・コーチらが参加したミーティングでキャンプの基本方針を決定。序盤は体力づくりに重点を置くことになった。ブラウン監督1年目の昨年は技術練習に時間を費やし「伝統」を覆したが、再びマイナーチェンジする。一方で1、2軍の選別もドライに行い、指揮官の本気度がうかがえる2年目のスタートになる。

 07年を「勝負の年」と位置付けるブラウン監督が、昨年との違いを明確にした。「今年のキャンプは変わる。昔のやり方に戻る、戻らないというより、やらなきゃいけないことをやる。できない選手は削っていく。優勝するチームを作るため、昨年より厳しくなる」と言い切った。

 昨年は米国での経験を元にメニューを作成。体力強化の練習は皆無に近かった。昼過ぎに練習が終わることもある極端な米国式キャンプ。選手からも「例年より楽」という声が出た。だが結果、開幕後に故障者が続出。因果関係は不明とはいえ、指揮官は「コンディショニングのせいで負けたとは思われたくない」と説明する。勝つために日本式に歩み寄った格好だ。

 2月4日までの第1クールはランニング、体幹強化などにあてる。打撃や守備練習も行うがメーンは体力強化。体脂肪率や心肺機能の数値を測り、選手に体力の重要性を意識付ける。「最初のステップは体力強化。その後に技術練習に入る」と断言した。「僕は現役のとき、山本浩二監督の厳しいキャンプが嫌いだった」と告白する指揮官が、今度は心を鬼にして選手にムチを入れる。【柏原誠】

[2007年1月21日9時41分 紙面から]

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