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広島ブラウン監督がV宣言

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広島ライオンズクラブ例会で「精神力の重要性」について講演を行なったブラウン監督(広島全日空ホテル)
広島ライオンズクラブ例会で「精神力の重要性」について講演を行なったブラウン監督(広島全日空ホテル)

 マーティーが「優勝」宣言! 広島マーティー・ブラウン監督(44)が24日、広島ライオンズクラブの例会に出席。プレーオフ進出のために優勝を狙うのか、3位を狙って戦うのかという質問に「優勝だ。3位を狙ってプレーオフ出場より、モチベーションを高めるためにも、優勝を目指して出場権を得る」と、力強く語った。

 プレーオフ進出のために、Aクラスを狙うのか、優勝を目指すのか? ゲストスピーチが終わり、質問コーナーに入った時だった。ブラウン監督はとっさにこう返答した。

 「もちろん優勝だ。プレーオフだけを考えると、3位を目指していけば良いが、セを制覇することを目的にしなければ、モチベーションは高まらない」。場内からかすかなどよめきが起こったことは言うまでもない。

 06年、手探り状態の就任1年目。赤ヘルナインにはびこっていた頭の中のマイナス思考を取り除ける手ごたえを感じたからだ。

 無死、あるいは1死で走者三塁。打席に入る前に何を考えるか? 選手とのミーティングでは、ほとんどが「三振だけはしないでおこう」という返事を返してきた。

 マーティーはこのように訴えた。「内野は当然前進守備を敷く。三振をするかもしれないという考えは、ネガティブだ。外飛で1点は取れるじゃないか。成功させて自信をつけろ。失敗を反省して、それを自信につなげていけ」。

 そんな意識革命が進み、後半戦の戦い方に表れた、状況に応じた攻撃パターンが、指揮官を熱くさせたのだ。

 戦力分析では、課題だった投手陣の防御率向上を真っ先に挙げた。防御率3・96(05年は4・79)、四死球428(同599)。「自信のある球を投げて打たれたら仕方がない。最初から打たれることを怖がっていては、マイナスだ。思考を変えろ」と、言い続けてきた結果が、数字にも表れた。

 「黒田の残留や、ナックルボーラーのフェルナンデスの加入で、相手チームは苦しむ。中日はタフなチームだ。巨人は補強を強めた。阪神は天敵(06年6勝14敗2分け)。それでも、みんなとコミュニケーションを取って、選手の考え方が変った。対等以上に戦って行ける」。

 さらに、即戦力のドラフト加入3投手を取り上げた。「宮崎(希望枠)は先発で行ける。上野(3巡目)はブルペンからスタートしセットアッパーでつなげば、永川はリードしたところで使える。青木高(4巡目)も先発タイプだ」。大竹、佐々岡を加え投手陣が整備されたことを強調してみせた。

 スピーチのテーマだった「精神力の重要性」。聞き入った65人のクラブ員をも納得させた。話を聞いて感動した池内浩一会長(中電工相談役)は「実業にも経営にも通じる重要なことです。ますますカープを応援します」。09年春完成予定の新広島市民球場建設資金に、1000万円の寄付も約束した。【金田茂徳】

[2007年1月25日10時38分 紙面から]

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