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2007年広島キャンプ特集


広島フェルナンデス「ホロ酔い投法」予告

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フェルナンデスは練習の合間にごっくん。これは水です(撮影・築山幸雄)
フェルナンデスは練習の合間にごっくん。これは水です(撮影・築山幸雄)

 酔いどれナンデス。広島の新外国人ジャレッド・フェルナンデス投手(35=ブルワーズ)が4日、「酔っ払い登板」を予告した。この日、過去に酩酊(めいてい)状態で登板した経験を明かし、日本でも飲酒投法を用いる可能性を示した。投球の95%がナックルという日本では異例の本格的なナックルボーラー。本人は飲んだ方が「ナックルが生きる」と主張。ボールも揺れるが、フェルナンデスの巨体もゆらゆら揺れるかも?

 顔は赤く、視点もどこかうつろ。それにフラフラしてる! 今季の広島のマウンドに酔っ払いが立つかもしれない。新外国人投手のフェルナンデスが、驚きの「予告」をした。それは酒を飲んでの登板だ。

 「僕が尊敬する(伝説のナックルボーラー)フィル・ニークロは登板前に大量の酒を飲み、球場で風呂に入って、酒を体に回してからマウンドに上がっていた。僕も米国でそれをしたことがある。長い野球人生で(ナックル投法に)いいと思ったことは何でもやってきたよ。人にはオススメできないけどね」。

 理由はある。この日の60球のブルペン投球をフェルナンデスは「今日のナックルは非常に良かったよ。午前中のキツい練習で下半身がガタガタになっていたから。それくらいの状態の方がいい。今日は酒を飲んで投げたときと同じ感覚だったね」と解説した。つまりは「足が地についていない方が体の力みが抜けて安定した腕の振りになる」と言いたい。確かに、腕の振りが安定すれば無回転のボール(ナックル)を投げやすくなる。酒で下半身の力を抜く作戦だ。

 もちろんジョークを含んでいるが、実際にやる可能性もある。元来がお酒大好きで、今キャンプにも宿舎の自室で練習の疲れをお酒で癒している。ブラウン監督もニヤリと笑い「試合前に飲むというならベンチの彼の横にビールサーバーを置いておくよ。私は勝ちにこだわる男だから」と酔っ払い登板を“容認”した。

 破天荒ぶりはまだあった。見た目から重そうな巨体。球団発表は102キロだが、実は115キロ。13キロもさばを読んでいたことを自ら告白した。「3日前に量ったらそうだった。たくさん練習したから今は99キロくらいかな」。ボールも揺れるが、体も発言もゆらゆら揺れる。この男からは、目が離せないんデス。【柏原誠】

[2007年2月5日11時33分 紙面から]

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