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永川魔たか…逆転サヨナラ被弾

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9回裏、サヨナラ本塁打を浴び引き揚げる永川(撮影・山崎哲司)
9回裏、サヨナラ本塁打を浴び引き揚げる永川(撮影・山崎哲司)

<横浜4-3広島>◇22日◇横浜

 ロッカー室から出てきた広島永川は目に涙を浮かべていた。バスタオルで両目を抑えても目は赤いままだ。屈辱的な2試合連続の逆転サヨナラ負け。「打たれた僕が悪い。打たれたのだから悪い球です。2試合ともチームに迷惑をかけてしまいました。何を言っても仕方ないです」。必死に悔しさを押し殺した。

 種田にサヨナラ2点適時打を浴びた21日に続いて、同じく1点リードの9回に登場した。リベンジを誓っていた。「切り替えるしかないと思っていた」。だが1死一塁から金城に投じた142キロが右翼席に吸い込まれるとマウンドに立ち尽くした。皮肉にも球速まで前日と同じだった。

 それまで6試合無失点と完全無欠を誇ったストッパー。昨年27セーブを挙げて地位を確立した。今年は「あれくらいの安定感がないといけない。もちろんタイトルを狙う」と中日岩瀬に挑戦する決意で臨んだ今シーズン。広島投手陣でも黒田に次ぐ大きな存在だっただけに周囲のショックも推察できる。

 「昨日も今日も甘い球だった。永川の(調子の)状態というより、投げる球の問題だ。彼は低めに力強い球を投げないといけない。甘い球は打たれてしまう。3連勝できるはずが1勝2敗になった」。ブラウン監督は悔しそうに話した。

 広島はこれで、開幕から7カードも勝ち越しがない。72年の6カードを抜いて球団最長記録。カードの最終日は全敗だ。悪い流れも継続してしまった。力投したフェルナンデスの初白星も吹き飛んだ。中日、阪神と強敵との6連戦を前にのしかかった2つの黒星。ナインの足取りはさすがに重かった。【柏原誠】

[2007年4月23日11時59分 紙面から]

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