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新井V弾!広島今季初3発で4連勝

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1回裏1死一、二塁、新井は右越えに3点本塁打を放つ(撮影・上田博志)
1回裏1死一、二塁、新井は右越えに3点本塁打を放つ(撮影・上田博志)

<広島7-4阪神>◇4月30日◇広島

 今季初の1試合3発! 初の3タテ! またまた打って4連勝だ! 広島は30日も初回、新井が先制3ランを放つと、1点差に追い上げられた6回、前田智、倉の本塁打で一挙4点。3日連続ビッグイニングを作り、エース黒田を強力に援護。トラファンに悲鳴を上げさせた。ブラウン監督も笑いが止まらない。

 2日連続大入りの広島市民球場。2万7323人の大観衆の前で、いきなり新井が赤いスタンドを狂喜させた。1死一、二塁の場面で、阪神先発小嶋の2球目133キロ外角直球を右翼席へ。今季8号はエースへの最高の贈り物になった。「チャンスだったので思い切っていった」と大喜びだ。

 黒田は初回から快調に飛ばしたが、5回につかまり1点差に。これまでならイヤ~な展開を想像してしまうが、今のカープは違う。6回、1死一、二塁から前田智が、江草に10試合ぶりの3号3ラン。トドメは倉だ。江草の141キロ真ん中直球を弾き返す。左中間へ飛び込む3号ソロ。この回一挙4点で差を5点に広げた。

 「いいところに入ってきたから、慌ててバットを出したよ。少し詰まり気味だったけどよく入ってくれた」(前田智)。「前田さんが走者を全部返してくれたので、楽に打てた」(倉)。1イニング2発は8試合ぶり。ブラウン監督も「新井も前田も倉もいい仕事をした」とすこぶる上機嫌だ。

 黒田は今季6度目の登板。ここまで援護に恵まれなかった。登板試合のチームの得点は4、2、1、3、3点。「いつも(黒田さんを)援護したい気持ちでいるけど、なかなかできなかった。次こそ、次こそ、と思っていたので打ててよかった」と4番の新井は心情を語った。

 ブラウン監督はミーティングで選手たちに「全員積極的に行こう」と話していた。新井はカウント0-1から、前田智は初球、倉はカウント1-1から、甘い球を見逃さなかった。ファーストストライクを狙う姿勢が生んだ3本だった。

 対阪神の3タテは06年8月22~24日以来。ブラウン監督は「相手どうこうよりも、その時(昨年8月)も今も自分たちの野球ができている。選手たちが自信を持ってやっている」と今季初の4連勝に目を輝かせた。この日で26試合目だが、1試合5得点以上は8試合目。そのうち3試合がこの3日間だ。

 開幕から1カ月間、得点力不足に泣いた試合も数多くあったが「今は力を発揮できている。投手陣もいい。カープはピースがくっつき始めた」とブラウン監督はパズルになぞらえた。1日から始まる5月反抗で、パズルは完成に近づいていけそうな気配が漂い始めた。【網 孝広】

[2007年5月1日11時41分 紙面から]

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