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広島山崎「隠し球」してやったり!
<広島2-1巨人>◇15日◇広島
広島の大ピンチを救ったのは「隠し球」だった。1-1の7回、犠打で1死二、三塁となり脇谷を迎えた場面だ。二塁走者の阿部が離塁した瞬間、二塁山崎がスルスルと駆け寄ってタッチアウト。投手の長谷川とは「目で合図した」が、他の野手も気付いていないプレーだった。
「三塁コーチを見て、こっちを見ていないなと。(離塁まで)長かったのでヤバいと思いましたがホッとした。バレたら投手に返そうと思っていた」。山崎は会心のトリックを振り返った。犠打の際、一塁で受けた球をそのままグラブに隠し持っていた。長谷川はマウンド後方で待機していた。
この回を無失点で切り抜け、9回に栗原の左前打でサヨナラ勝ちを決めた。ブラウン監督はヒーロー栗原を差し置いて「あれは山崎の単独プレー。同点犠飛、犠打、守備と合わせて今日のMVPだ」と守備の職人を褒めたたえた。
近鉄時代に2軍で同僚が隠し球をやられた。その経験が生きる。「普段から走塁でもスキを見せないようにしている。それを守備でも生かしている」と胸を張る。昨年、ウエスタン中日戦で成功させて以来、2度目だ。「もう2度とできないでしょうね」。逆転勝ちの初戦に続き、いやらしく首位巨人をイジめた。【柏原誠】
[2007年8月16日12時23分 紙面から]
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