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赤松、大声で外野争いはやリード!?
元気があれば何でもできる! 広島に新たなムードメーカーが誕生した。阪神から新井の人的補償で加入した赤松真人外野手(25)が15日、合同自主トレ初日から目立ちまくった。全員参加のノックでは誰よりも声を出し、明るい雰囲気を演出。持ち前の元気の良さをアピールした。初めて顔を合わせ、一緒に練習した仲間にも溶け込み、幸先いいスタートを切った
室内練習場に「へいへ~い!」とひときわ大きな声が響いた。声の主は赤松だ。合同自主トレ初日、朝一番からテンション全開におたけびを上げた。
赤松 僕はまだまだ若手ですから。野球で声を出すのは阪神の時から当たり前だった。声を出すなといわれても出したでしょうね。僕のクセなんです。遠慮していたらダメです。僕みたいな途中から入った選手は最初が肝心。みんなに「あいつ、やるな」と思わせたい。僕が逆の立場だったらそう思います。
前日14日に仮の住まいとなる大野寮に入寮したが、大半の選手とはこの日が初対面。前田智ら主力選手にも笑顔であいさつを済ませた。真っ赤なジャージーに身を包んでグラウンドに飛び出すと、移籍選手の初合流とは思えないほどナインに溶け込んでいた。
持論は「目立ってナンボ」だ。広島以上に競争の激しい阪神で3年間もまれた。1年目から2軍で首位打者、盗塁王を獲得したが1軍出場チャンスは巡ってこなかった。首脳陣から見て「使ってみたい選手」とは何か。結論は目立ちまくることだった。新井が抜け、声を出す選手が減ったカープなら、威勢の良さは大きなアピール点になる。
阪神とも完全に「決別」した。13日に阪神の練習場・鳴尾浜を訪れ、岡田監督はじめコーチ陣、選手たちに移籍あいさつをして回った。久保投手コーチや吉田バッテリーコーチからは「走るなよ」と警戒されたという。これからは敵同士。育ててもらったお礼はグラウンドで遠慮なく返す。
その足はカープでもトップクラスとなる。捕手の倉は以前に1度、盗塁阻止したことがあるが「走るのが分かっていてもギリギリだった。速いですよ」と頼もしげだ。外野争いはシ烈だが、シュアな打撃、強肩も含めレギュラー資格あり。攻走守に「元気」と4拍子? 備えている。
「お隣りさんにもあいさつできなかった」というバタバタ移籍はようやくひと段落。まだ引越し作業も残っているため、この日は軽いメニューで終えたが、顔には充実感が漂っていた。「広島の選手は阪神とリーグが一緒なので1軍でも2軍でもだいたい知っている。違和感はないですね」。コイのレッドが勢いよく走り出した。【柏原誠】
[2008年1月16日11時59分 紙面から]
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