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広島前田健「菓子パン」で体重アップ
菓子パン王子の誕生だ。広島前田健太投手(19)が16日、体重アップ作戦として「菓子パン」を取り入れていることを明かした。このオフから寝る前に必ず1つをほおばり、体重増に励んでいる。まだ数字には表れていないが、1年間1軍で戦うために必要な「脂肪」が足りないと自覚し、キャンプやシーズンを通じてもパンを食べまくる。頑張れ、菓子パンマン!
♪そうだ~恐れないでカープのために、愛と勇気だけが友だちさ~-。正義の味方アンパンマンもびっくりの菓子パン王子が出現した。昨年は大好きなチョコレートを食べて増量する作戦を敢行。今年はさらにヘビーに菓子パンを取り入れることになった。
「年末から必ず寝る前にパンを食べることにしています。やっぱり体重を増やさないといけない。重い方がスピードも出ますしね。キャンプでも頑張って(パン食を)続けます」。
年末に大阪に帰省した際、堺市のジムに通っていたがインストラクターに「パンを食べると太れる」と聞いた。それ以来、毎夜欠かしていない。帰宅時にコンビニで好みのパンを物色。14日の帰寮後もコンビニで調達している。甘いもの、特にチョコが大好きで「チョコパン」がお気に入りだ。
とはいえ、日課になるとこれが結構キツい。しかもなかなか成果が表れない。入団時の体重70キロから昨年3キロ増やしたが、昨夏からほぼ横ばい。帰省中はPL学園の先輩らとの付き合いが続き、焼肉や焼き鳥ばかりを食べていたが、体重は増えない。今もどんぶり2~3杯のご飯をかっ込む毎日。「みんなお酒を飲めば太れるというんですけど…」。4月に20歳を迎え、飲酒も解禁になるが飲酒作戦には消極的だ。
だが、増量プランを断念するわけにはいかない。先発投手にとって一定量の脂肪は大きな味方。ドジャース黒田、大竹ら尊敬するカープの先輩たちも適度な脂肪を全身にたくわえ、シーズン通して稼動できるスタミナを備えた。マエケンが言うようにスピードアップのほか、故障防止にも役立つ。マエケンも脂肪がほしくてしようがない。
この日から新背番号「18」が入ったアンダーシャツを着用して気合が入った。「今年はやらないといけないという気持ち。実際にチャンスがあると思う」。1軍未登板ながら開幕1軍を“ノルマ”に課すあたりが意識の高さと自信のほどをうかがわせた。過酷な? パン食トレも向上心ゆえの取り組みといえる。【柏原誠】
[2008年1月17日11時24分 紙面から]
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