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ダグラス帰ってくる!?広島入団テストへ
広島が、昨季で契約を打ち切ったショーン・ダグラス投手(28)を春季キャンプ中にテストすることが22日、明らかになった。ダグラス側の要望を受け、球団側がこの日までにOKサインを出した。来日した06年に、前半戦だけで9勝を挙げた実力派。痛めていた右足首の完治が確認されれば、このオフ4人目の「新外国人投手」が誕生する可能性が高い。
「白星を呼ぶ男」が帰ってくる。長身から細かく動くクセ球を武器に、06年は開幕3カ月でリーグトップの9勝を稼いだ。昨年は故障に泣かされたが実力は本物。順調なら2ケタも十分可能な右腕と再契約する可能性が出てきた。
昨年1年間を棒に振ったことで米球団との移籍交渉が不調に終わり、広島に再び活躍の地を求めた。広島は今オフ、すでにルイス、コズロースキー、シュルツと3人の助っ人投手を獲得しているが、検討を進めた結果、ダグラスの希望を受け入れることを決めた。
実力を疑う必要はない。来日直前の05年にメジャーで5勝を挙げ、米国でも屈指の若手投手と評された。だが「新しい野球を体験してみたい」と日本移籍を決意。前評判にたがわず開幕から黒田、大竹とともに3本柱として中4日もこなしながらフル回転した。
が、7月に入ると右ひじ痛が悪化してリタイア。完全復帰を目前に控えた昨年6月、今度は練習中に右足首をねん挫した。歩行困難な重傷で、結局は1軍復帰できなかった。回復の見込みはあったが球団は契約を更新しなかった。
テストでは右足首の状態を主に見ることになるが、一抹の不安も残る。広島在籍中、右ひじのリハビリがマイペースだったことが、現場の不信感を招いたこともあった。他の選手のモチベーションにも関わる可能性がある。計算しづらい投手との見方がある。
ただ、それらを差し引いても広島にとっては心強い戦力になる。主戦格に位置付けられたこの2年間と違って、今回のダグラスは競争を強いられる立場。もし契約できても年俸は前回より低く抑えられ、ハングリー精神にも火が付くはず。外国人はシーボル、アレックス、マルテを含めて7人になり、1軍枠「4」の争いに火花を散らす。
球団関係者は「力があるのは間違いない。契約すれば競争はまた激しくなるが、みんな自分が負けるとは思っていないだろう。1、2軍を入れ替えながら使っていければいい」と外国人バトルぼっ発に期待していた。【柏原誠】
[2008年1月23日11時4分 紙面から]
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