- 広島メニュー
-
- 広島カープメニュー
-
広島ルーキー安部、前田智に夢中
前田さんに夢中です-。広島の高校生ドラフト1巡目の安部友裕内野手(18=福岡工大城東)が24日の練習後、前田智のティー打撃に“遭遇”した。初めて前田智の打撃練習を見た安部は一挙手一投足を見逃さないように、まさに「食い入る」ように見入った。言葉を交わすことはできなかったが、2000安打を達成した偉大な先輩のオーラに目を輝かせていた。
♪瞳~そらさないで~。といういつかのヒット曲が流れてきそうな光景だった。大野練習場の室内。キャッチボール、ダッシュを終えてティー打撃に励む前田智。遠く離れた室内の隅で、安部はじっと見つめていた。ひと振りごとに、小気味いい打球音が響く。すべてを見逃したくない。まさに「凝視」という言葉がピッタリだった。
やはり言葉を交わしたい。自分のスイングを見て欲しい。バットを持っていなかった安部は周りを見渡した。そして「これ借りても大丈夫ですかね?」とそばにいた報道陣に困った? 質問をすると返事を待たずに森笠のバットを握り締め、前田智の近くに立ち素振りを始めた。そのすぐ後、ティー打撃は終了。“作戦”は未遂に終わった。「一流選手の雰囲気だなあ、と思いました。まだまだ見られる機会はいっぱいあるし。(話をするのを)あきらめません」。新人合同自主トレが開始された11日、ウエートルームで前田智に真っ先にあいさつにいった度胸は変わらず満点だ。
昨年9月1日の2000安打達成はテレビのハイライトで見た。「すごいなぁ」。それ以外の感想が出てこないほど衝撃を受けた。野球少年だったころから、父・弘樹さん(44)が「この人の打撃はすごい」と前田智を称賛するのを聞いて育った。テレビで広島戦を見れば、自然とそのスイングに注目するようになった。「まさかその人と同じチームに入るなんて」。同じ左打ち。雲の上の存在が、これからは身近な手本になる。
キャンプは同じ日南スタート。「積極的に質問して行きたい。打撃をどういう風に考えているのか。自分は打つのがあまり得意じゃないので吸収したい」。少しでも近づきたい。そしていつかはオーラのある選手に。まずは2軍で実績を積んでから。初めてのキャンプはすぐそこに迫っている。【網 孝広】
[2008年1月25日10時50分 紙面から]
【PR】
最新ニュース
- 広島大竹、永川らが先乗り [25日21:01]
- 広島喜田&赤松誓う、島野氏へ恩返し [25日09:49]
