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永川抑え渡さん!制球安定へフォーム改良
抑えは俺だ! 広島の永川勝浩投手(27)ら主力選手12人が25日、先乗り合同自主トレのため1軍キャンプ地の沖縄入りした。横浜からトレードの岸本、新外国人シュルツらライバルは増えたが意に介さない。今季の目標は「最低抑え」。クローザーの座を誰にも渡さない。
焦りはまったくない。自分のやるべきことをやるだけだ。球団新の31セーブは誇るべき数字だが一方で14度の救援失敗。負け数も自己最多の7敗だった。クローザーとしての安定感、これが永川の今年のテーマになる。この日の合同自主トレは休み。それでも沖縄市営球場に足を運び、入念にフォームをチェックしながらキャッチボール。その後は外野をしっかり走り込んだ。意気込みがうかがえる。
球団は昨年11月末、横浜とトレードを敢行。快速右腕の岸本を獲得した。最速は153キロ。「大魔神」佐々木主浩氏から学んだフォークも武器だ。抑え候補は他にもいる。新外国人の右腕シュルツ(ダイヤモンドバックス)左腕コズロースキー(3Aスクラントン)の2人。シュルツは2メートル超の長身から剛球を投げ下ろす。コズロースキーは先発から抑えまでこなす万能タイプ。ライバルが一気に増えたが「自分の力を発揮できれば負けると思わない。それぐらいの自信がないとあの仕事はできない」。5年間で89セーブを積み重ねた自負がある。
制球をよくするため現在フォームを改良中だ。昨年は左足を上げてから上体がブレる場面もあった。それが四球に結びついた。シンプルにスッキリさせることがテーマだ。「2月1日まで時間がない」。キャンプでブラウン監督に新フォームをアピールするつもりでいる。
昨年12月、現状維持の8000万円で更改した。その際、結んだインセンティブ(出来高)契約は「走者を出さない」。抑えとしての期待、そして3人で終わらせて欲しい、そんな球団の願いだった。「出来高満額? 活躍しないと取れないですね。でもとるつもりであの契約をしたので。今年は結果を出したい」。ライバルを蹴散らしてセーブ王も“3人斬り出来高”もいただくつもりだ。【網 孝広】
[2008年1月26日11時31分 紙面から]
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