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ブラウン監督、過去最大級サバイバル予告

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沖縄市歓迎の夕べであいさつするブラウン監督(撮影・岡本 肇)
沖縄市歓迎の夕べであいさつするブラウン監督(撮影・岡本 肇)

 3年目のブラウンカープが1日、沖縄市、宮崎県日南市に分かれてキャンプインする。1月31日、1軍ナインとともに沖縄入りしたマーティー・ブラウン監督(45)は過去最大級のサバイバルを予告。現状でポジションが決まっている選手は主砲栗原、開幕候補の大竹、そして新外国人のコルビー・ルイス投手(28)だけと断じた。「激」しい生き残りレースの号砲が高らかに鳴り響く。

 口を動かすごとに表情に赤みが帯びてきた。沖縄の温暖な空気のせいではない。就任3年目のスタートを翌日に控えたブラウン監督の気合の表れだ。

 昼過ぎに沖縄市の宿舎に到着すると、すぐにミーティングが始まった。全体の話し合いは約30分。前に進み出た指揮官の“年頭あいさつ”は熱かった。

 「私は3年契約の3年目。日本が好きで、広島が好きで、この仕事が好き。ファンもそろそろ勝つカープを見たいと思っている。私はこの仕事をまだ続けたい。そのためには今年、勝たないといけない。勝つ戦力を使い、勝てるチームをつくる」。ナイン・スタッフは食い入るように指揮官の熱弁に聞き入った。

 勝つ戦力-。この2年間は選手の力量を見極める期間でもあった。アピールに失敗しても再びチャンスを与えたことも。選手層の薄さも「甘さ」が生じる一因だった。今年は違う。黒田、新井と2人の大黒柱が抜けたが、10人の新戦力が沖縄に帯同している。突出した選手は少ない。が、大きな「穴」をカバーする方法はある。その1つが競争だ。驚きの発言があった。

 「今、ポジションが決まっているのは栗原、ルイス、大竹だけだ。それ以外にも優位にいる候補はいるが、彼らには保証がない。他の選手は頑張ればそのポジションをとれる」。確かに3人は順当だが、前田智や梵、長谷川、永川らにも当確ランプはなし。まだまだ競争させ、レベルアップを図る必要があるからだ。

 最初の「ふるい」となるのは沖縄最終日、12日の横浜との練習試合(沖縄市)。外国人勢は出場しない見込みだが、赤松、岸本、木村らは出場濃厚。一部の新人にもチャンスが与えられそうだ。監督は「新戦力は最初の印象が大事。結果だけでなく内容も問う。1球ごとの質が評価される」と、08年の初戦から厳しい視線を向ける。

 先発ローテ争い、1軍枠争い、外国人枠争い。そして各ポジション、各役割ごとの争い…。横一線のヨーイドンで2月1日を迎える。長く、険しいサバイバルレースが始まった。【柏原誠】

[2008年2月1日11時11分 紙面から]

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