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広島ルーキー篠田、プチトルネード及第点
期待の大型左腕が初ブルペン-。広島の大学・社会人ドラフト1巡目篠田純平投手(22=日大)が2日、ブルペンに入り30球、直球にチェンジアップを交えて投げた。注目すべきはその投法。上げた足を普通に下ろさず、お尻から打者に向かっていく。体をややひねってタメを作る“プチトルネード投法”。大学時代に身につけた独特のフォームにこだわりを見せ、プロでも続けていくつもりだ。
注目の初ブルペン。篠田は捕手を立たせて投げるつもりだったが、小林投手コーチの指示で座らせることになった。右足を上げ、お尻を打者の方に向けて体をややひねる。そのまま戻す力で投げ込むと、キレのいい真っすぐがミットに吸い込まれていった。チェンジアップはワンバウンドする場面もあったが「真っすぐだけじゃ、おもしろくないと思って。肩ならしですよ。まあまあでした」。大物ルーキーは淡々と“初登板”を振り返った。
独特のフォームが編み出されたのは1年前の日大時代。それまでは上げた足を打者に向かって下ろしていく投げ方だった。大学の鈴木監督から「足を大きく上げるとバランスが悪くなる。腰を痛めることもある」。鈴木監督のアドバイスに従い、フォームを修正した。出来上がったのが今の投法だ。「どうしても(打者に対して)尻から出したい。普通の投手は1、2の3で投げると思うけど、僕はお尻を見せるので、1、2ぃ~の3なんです」。
個性的なフォームで大学4年時は東都2部で5勝を挙げMVP。お尻を見せるようになってから球もよくなった。最速147キロを計測したのも修正後だ。「変えろと言われたら考えますけど、これからもこの投げ方でいきたい。プチトルネード? そうですね」。ブルペンで見守ったブラウン監督は「キレのある球を投げていたね。チェンジアップはいいね」と及第点を与えた。開幕ローテの期待がかかる大型左腕が第1歩を踏み出した。【網 孝広】
[2008年2月3日11時2分 紙面から]
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