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篠田予定超過66球!直球の感触戻したい

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ブルペンで力投する篠田。後方は小林投手コーチ(撮影・渦原淳)
ブルペンで力投する篠田。後方は小林投手コーチ(撮影・渦原淳)

 気迫の直球で“葛藤”を吹き飛ばす。大学・社会人1巡目ルーキー篠田純平(22=日大)が15日、前日に続き2日連続でブルペンに入った。この日は前日の30球を大幅に上回る66球を投げ込んだ。1次キャンプ地の沖縄では、へんとう炎で3日間の入院を余儀なくされた。開幕1軍に向けて焦りはあるが、まずは本来の直球を取り戻す。

 一心不乱の66球だった。2日連続でブルペン入りした篠田は、本来の感触を取り戻すべく、1球1球、丁寧に投げ込んだ。予定の50球を過ぎても止める気配すら漂わない。「夢中になってしまって」(篠田)。ブルペンに詰め掛けた報道陣の視線を受け、フツフツとわき上がる焦りを抑えるかのような没頭ぶりを見せた。

 開幕が迫るにつれ、大学・社会人ドラフト1巡目ルーキーへの期待は高まる一方だ。おまけに高校生ルーキーと違い、即戦力としての重圧も加わる。篠田は大学の卒業試験やへんとう炎で3日間の入院を余儀なくされただけに、開幕1軍へ向けて出遅れ感は否めない。

 この日は直球とカーブのみを投げた。「幹英さん(小林・投手コーチ)からそう言われたので」と篠田。“直球・カーブ限定指令”の意図を同コーチが明かす。「仕上がりはまだまだ。本人は周囲の仕上がりに焦りを感じているだろう。チェンジアップなどいいモノを持っているだろうが、まずは(篠田の)一番威力のある直球を投げ込むことが大事」。

 “焦り地獄”脱出へのアドバイスを胸に66球。最速147キロを誇る直球の感触も、徐々に取り戻しつつある。「コーチの話をしっかりと聞いて調整していきたい。直球? たまに(納得のいく球が)あった」と篠田。「ドラフト1巡目で期待は当然ある。ただ、結果を焦る立場ではない」(同コーチ)。開幕1軍の座を狙う篠田が、まずは本来の直球を取り戻す。【佐藤貴洋】

[2008年2月16日11時26分 紙面から]

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