「夢の器」になってほしい広島新球場:柏原誠
広島在住の方はよくご存知だろうが、広島市にカープの選手もよく訪れる「マリーナホップ」なる施設がある。ショッピングモールに子供向けの遊園地が併設され、家族で1日楽しめる。海の町マイアミをテーマにした景観も気持ちいい。衣服の品ぞろえがよく、格安の値段もありがたい。
「特に用事がないけど、ちょっと行ってみようかな」と、ついつい車を走らせてしまうマリーナホップ。広島新球場に求めるのはこんな感じである。26日に起工式があり、いよいよ建設が始まった。起工式には立ち会えなかったが、広島市の秋葉市長が「21世紀のシンボルにふさわしい球場を」と、あいさつしていたのが印象的だった。
「夢の器」になってほしいと心から願う。ゆったりとした座席、砂かぶり席やテラスシート、そして鮮やかな天然芝。大リーグの球場を意識したものになるという。芝生の緑にレンガの茶色を絶妙に配したスカイマークスタジアムや宮城球場(今季までフルキャストスタジアム)のような味わいを思い浮かべる。
魅力的な球場に共通しているものは五感に訴える刺激、居心地、そして個性だと思う。ボールパークとはよく言ったもので、野球観戦という本来の目的だけでなく、球場そのものを楽しみに行くというのもアリだろう。もちろん、強いカープがソフトの目玉にどっかりと座るのが大前提だ。
オープン3年のマリーナホップは利用者のニーズに応じながら拡張と変化を繰り返し、交通不便な場所に人を呼び込んだ。新球場も幅広くファンの声を集めて、誰からも愛される空間になってほしい。それと駐車場スペースはできる限り多くとってほしい。どんなに駅近でも広島県はやはり車社会だと思うので。
[2008年01月22日]- 網孝広(あみ・たかひろ)
- 1972年、大阪府堺市生まれの35歳。入社後広告局に7年、編集局整理部(レイアウト部門)に3年半在籍。06年11月広島総局に赴任。34歳で初めて「新聞記者」になったオールドルーキー。Jリーグ、高校野球、高校サッカーなどの担当を経て07年9月よりカープ担当に。08年の予想順位はエールを込めて3位。まだまだ独身。
- 柏原誠(かしはら・まこと)
- 1977年、長野市生まれの29歳。アマチュアスポーツ全般、Jリーグ、オリックス、阪神担当を経て06年1月からカープ担当。好きなブラウン語録は「ユニホームの後ろ(個人名)ではなく胸のマーク(チーム名)のために戦え」。07年の予想順位は希望込みで中広巨神横ヤ。ちなみに昨年の予想は中神巨広ヤ横と惜しかった。幼少時からG党で原辰徳、松井秀喜のファンだったが熱はすっかり冷めた。家族は妻と2歳の長男。