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広陵エース吉川、“北の大地”で輝く

- 日本ハムと仮契約を結び笑顔の広島・広陵高の吉川光夫投手
広陵のエースがプロの舞台で清原・松中斬り! 高校生ドラフトで日本ハムの1巡目指名を受けた吉川光夫投手(18=左投げ左打ち)が8日、広島市内のホテルで仮契約を結んだ。契約金7000万円、年俸600万円(ともに推定)。背番号は未定。「(早く1軍に上がって)清原さんや松中さんと対戦して、ストレートがどれだけ通用するか試したい」と抱負を語った。MAX147キロの左腕が、2年連続日本一を目指す日本ハム投手陣に加わった。
吉川がプロの一歩を踏み出した。多くの報道陣を前にさすがに緊張した表情だったが、しっかりした口調「(日本ハムには)いい投手がたくさんいる。自分もその一角に入れるよう頑張っていきたい。チームから信頼され、勝てる投手になりたい。自信? 絶対やってやろうという気持ち」。仮契約を結んだ18歳が、早くもプロ意識をあらわにした。
同席した山田シニアディレクター(SD)は、「6月ぐらいまでファームで様子を見て、それから1軍に上がるということは十分にある。高校時代の杉内(ソフトバンク)よりいい。どうも(杉内と)ダブるんですよ」と現在通算81勝のソフトバンクのエースに例え、最大級の評価を与えた。
契約金について吉川は「見たこともないケタで…。0000000…0がいっぱいあってびっくりした」と報道陣を笑わせる余裕も。使い道は「両親に預けます。それと、お世話になった学校(広陵)に恩返ししたい」。
対戦したい選手は清原と松中。「最速は147キロ。真っ直ぐが通用しなければ、カーブで」。山田SDがほれ込んでいる「頭脳的」な一面も垣間見せ、夢は大きく「200勝」と大投手になることを誓った。
広陵・中井監督も「野球に対する姿勢、人間性を見ても必ずプロで活躍できる」と太鼓判。18歳左腕が、プロ1年目から“北の大地”での躍動を目指す。【網 孝広】
[2006年11月9日10時25分 紙面から]
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