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血液病克服、高知大・戸田マウンド復帰
野球仲間らに支援され、重い血液疾患を克服した高知大硬式野球部の戸田浩司投手(21=教育学部3年)が今月23日、大学に入って初めて公式戦に登板した。
戸田投手は野球の名門・土佐高で下手投げのエースとして活躍した。しかし高知大進学後の05年9月、突然高熱が。「慢性活動性EBウイルス感染症」だった。
骨髄移植が有効と分かり、恩師や土佐高野球部の仲間が中心になって、街頭で骨髄バンクへ登録を呼び掛けた。条件の合うドナーを待つ余裕がなく昨年2月、弟の造血幹細胞の移植に踏み切り、免疫拒絶反応で激しい嘔吐(おうと)や高熱に苦しんだが、昨年6月に退院。10月に復学を果たし、練習できるまでに回復した。
23日は、開幕した四国6大学野球リーグ戦の対徳島大戦。3点リードした8回から登板、味方の好守にも助けられ、得意の打たせて取るピッチングで2回を無安打に抑えた。
試合を終え、戸田投手は「ぼくが元気に投げれば、同じ病気で苦しむ人たちの勇気や希望になる。その思いを忘れず頑張りたい」と話した。
[2007年8月28日11時40分 紙面から]
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