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興譲館、島根王者・開星に勝利/高校野球

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勝利に喜ぶ興譲館バッテリー。開星を7-2で下し準決勝に進出
勝利に喜ぶ興譲館バッテリー。開星を7-2で下し準決勝に進出

<高校野球・秋季中国大会:開星2-7興譲館>◇準々決勝◇28日◇広島市民球場

 王者対決は岡山に軍配が上がった。準々決勝第2試合、そつのない試合運びを見せた興譲館が開星を7-2で下した。1点に対する執念。大舞台で勝利を呼び込んだのは奇策だった。

 4-2で迎えた8回2死一、三塁、打席には2番中村の場面で興譲館が動く。開星エース山本の初球に一塁走者酒井が“ワザ”と転倒。つられた捕手橋本が一塁送球を焦る間に、三塁走者吉川が本塁に生還し5点目を挙げ勝負を決めた。

 「練習の成果です。練習試合では試したこともあったが、公式戦では初めてです」としてやったりの小谷監督。日々の練習で磨いた奇策を大舞台で成功させた興譲館は、エース酒井の奮闘もあり準決勝へ駒を進めた。

 松江東との初戦は乱打戦の末、サヨナラで制した。2試合連続の13安打。だが猛打爆発にも小谷監督は「うちは打てないチーム」と冷静に対応。2試合で失策2、盗塁6、そして犠打は10。打線に頼ることなく“らしさ”を発揮した興譲館が、甲子園出場に王手をかけた。【佐藤貴洋】

[2007年10月29日12時28分 紙面から]

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