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V1昇格へ!麻里&彩奈がカギ握る

- 180センチはチーム一の長身。井田彩奈がブロードの舞をみせる
AYANA&MARIがV1昇格請負人だ! 四国Eighty8Queen(高松市)はV1リーグ昇格を目指し、日々練習に励んでいる。来季昇格がかなえば、08年のVリーグ入りの夢が近づく。鍵を握るのはセンターの井田彩奈と平山麻里。米田一典監督(56)が「1番キャリアのいるポジション」語るセンター。18歳の両センターが試合の流れを作り、昇格への道筋を作る。
米田監督の「行くぞー、オイ!」という声が響く。右へ左へ強烈に打ち込まれるボール。選手たちは必死でレシーブ、トス、スパイクまで持っていく。「クロスしっかり」「そんなバレーしとったらアカン!」。再び米田監督が声を上げる。高松市内の体育館にこもる熱気。「中途半端にセッターに返したらダメ。50センチもずれるとバレーが遅くなる。1センチの狂いもないぐらいにしないと。ウチは守ってつなぐバレー。凡ミスは許されない」。厳しい表情で米田監督は言った。
昨季は悔しいシーズンだった。V1の下に位置する地域リーグの予選リーグを5勝1敗で1位通過。プレーオフで3チームが1勝2敗で並び、セット率の差で入れ替え戦進出を逃した。今季は2月10日に開幕。6チーム中上位4チームがプレーオフへ。そこで2位に入れば、V1下位2チームとの入れ替え戦に進む。5試合しかない予選リーグ。「毎試合が勝負」米田監督は1戦必勝の構えだ。
18歳の両センターが鍵を握る。Aで行くのか、Bで行くのかそれともワイドか。瞬時にセッターとのコンビで判断しないといけないのがセンター。米田監督が「1番キャリアがいる」と話すポジションをルーキー2人が担う。井田はチーム1の長身180センチ。明徳義塾校時代はエースだったが、米田監督がコンバートした。「ホントに難しい。ブロックの駆け引きが分からない。でもブロードとか最近いろいろできるようになって楽しい」と笑顔をみせる。無我夢中で、開幕までの日々を過ごす。
平山は高校時代もセンター。ヒザを故障し、手術を終え、満を持して2月のデビュー戦に臨む。「センターは大事な場所。1本のミスが怖い」と話すが「でも笑顔で楽しくやる。身長がないから速さで勝負したい」と自然体でデビューに備える。
米田監督は「クラブ方式で新しいやり方に挑戦している。勝たないと意味がない」と雪辱への思いを語る。V1昇格へ、井田は「ブロード命!」。平山は「ブロック命!」。両センターが華麗にコートに舞い、昇格がかなった時、最高のVサインをみせる。【網 孝広】
[2006年12月19日10時29分 紙面から]
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